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天瀬裕康詩集
『閃光から明日への想い―我がヒロシマ年代記 My Hiroshima Chronicle』
天瀬裕康氏は、被爆者の責任として〈「核発電禁止条約を」との想い〉を抱くほど透徹した見識を持ち続けている方である。今回の詩集においては、自らの体験、広島で亡くなった人びとを想い、後世の人びとに向けて、広島は原爆に翻弄されたが、それでも立ち上がってきた広島の文学者たちの不屈の精神を、代弁するかのように叙事詩の形式をとって表現されている。(鈴木比佐雄・解説文より)

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解説:鈴木比佐雄
A5判/192頁/並製本 ISBN978-4-86435-577-3 C0092
定価:1,760円(税込)

天瀬裕康詩集『閃光から明日への想い―我がヒロシマ年代記 My Hiroshima Chronicle』

発売:2023年7月25日



目次

まえがき

Ⅰ章 地獄の日を境に
   昭和二十(一九四五)年五月~十二月
序曲のように
 ある相談
 ある現実
八月五日より六日朝へ
救護所無惨
その頃ぼくは
七十五年は草木も生えず、否!?
枕崎台風の蔭に
またしても言論統制
ピカドンに効く薬なく

Ⅱ章 長い戦後の昭和 
   昭和二十一(一九四六)年~昭和六十四(一九八九)年一月七日
その後の夏
五年経った頃
離れて見たヒロシマ周辺
蜂谷道彦『ヒロシマ日記』
苦難のカープ草創期
移動劇団「櫻隊」潰滅
原爆資料館 (1)
ワンマン吉田から経済の池田へ
広島フォーク村
広島交響楽団の残響
昭和の終わりに

Ⅲ章 改元の蔭で
   平成元(一九八九)年一月八日~平成十二(二〇〇〇)年
ようこそ新時代
IPPNWヒロシマ世界大会
広島城物語
ジュノー記念祭開始
ひろしま美術館
ニック・ユソフの墓
原爆資料館 (2)
ヒロシマ新聞
二つ同時に世界文化遺産
 原爆ドームは巡礼に
 厳島神社は観光歓迎

Ⅳ章 二十一世紀の平成に
    平成十三(二〇〇一)年~平成三十一(二〇一九)年四月
原爆死没者を追悼する館
折り鶴の少女
再びIPPNWヒロシマ世界大会
閉めていく映画館
被爆者健康手帳を巡る想い
オバマ大統領の来広
ICAN受賞とサーローさん
サッカーはサンフレッチェ
ひろしま男子駅伝
朗読劇・少年口伝隊
原爆ドームに近い宿
原爆資料館 (3)

Ⅴ章 令和が始まった
   令和元(二〇一九)年五月~令和五(二〇二三)年四月
シュモーハウス七十年
ローマ教皇がヒロシマで
市長会議から首長会議へ
プーチン殿とご一統へ
暗い選挙
 ある無念の落選
 ある大規模買収
被爆樹よ 語れ
今は昔の二キロ圏
脱原発文学者の会
病床にて

Ⅵ章 原爆・原発に抗う詩四篇
悪夢は続く
進化による災害
十年過ぎても悲しくて
明日への想い

解説 鈴木比佐雄
あとがき

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